オリーブのお話

2007/02/02 Fri 17:22

今年の冬は暖かですね。大寒の厳しい寒さもなく、1月の底力(?)を思い知らされることなく2月になってしまった気がします 。
暖冬万歳!と喜びつつも油断大敵です。そうは問屋が卸しません。ときっと今頃、寒波がシベリア上空辺りで出動態勢を整えているかもしれません。それにしても地球温暖化、実感しますね。どうなってしまうのでしょう?

さて、今回はオリーブのお話。スタジオーネのメニューにオリーブとケッパー、アンチョビの辛いトマトソースと言う定番パスタがあります。イタリア語ではプッタネスカ。娼婦風というなかなか奥深い意味ですが、由来は諸説あり、定かではありません。
このパスタはケッパーの酸味、アンチョビとオリーブの塩味とコクそして唐辛子がピリッと効いた刺激的なトマトソースです。まさに癖になる味。アンチョビもケッパーも地味で控えめながら、絶妙のチームワークでいい味を出しています。特にこの写真のタッジャスカ種のブラックオリーブがチームリーダーの役割をしっかり果たしていると言えます。タッジャスカはリグーリア地方の品種で,イタリアでは食用ブラックオリーブの最高品質として知られています。ほんとに他のオリーブと食べ比べると違いは歴然です。なのに、なのにですよ残念ながらこの地では実際、オリーブ嫌いの方が多いのです。前菜の盛合せでもこのプッタネスカでもオリーブが残される確率はかなり高いのです。う~んもったいない。日本人には合わない味なのかしら?私だったらたとえ梅干の代わりにおにぎりに入れられても、わんこ蕎麦のように絶え間なく出されても、喜んでいただいてしまうのに・・・・
本当にこのタッジャスカのオリーブは美味しいですよ。オリーブとアンチョビ、ケッパー・・・・のパスタをご注文のお客様、お願いです。このオリーブを残さないでください。親子丼で鶏肉だけを残すようなものなのですから・・ほんとに残念!もし食わず嫌いなら一度挑戦してみてください。新しい味覚の世界が開けますよ。     2007・2・2

おいしいもの
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